岡山のご当地ハイボール「岡パクヒート」。
おか? ぱく? ひーと?
岡山の、パクチーの、モヒートです。ジムビームのトニック割なので、広義でいえばハイボールの仲間になるでしょう。そこに、たっぷりのパクチー。え、パクチー? そうなんです、パクチーです。
今回、実際に岡山のパクチー農園を見学させていただき、岡山のパクチーを見て、食べたのですが、岡山のパクチーはこれまで食べていたパクチーとは違う!
もちろんパクチー独特の香りや味わいがありますが、それが強すぎない。むしろ糖度が高めで甘みすら感じるほど。恐るべし、岡山パクチー。
もちろん、パクチー独特の香りや味わいが好きだと言う人がいるのも分かりますが、様々な料理との組み合わせ、取り合わせを考えると、岡山パクチーの活用のバリエーションは広がると思います。
もともと黄ニラ農家だった植田さん。しかも、婿入りするまでは農業をしていた訳ではないので、相当なご苦労があったそうです。でも、口グセのように「農家で良かった」とおっしゃっていたのも印象的でした。
黄ニラと同じ中国野菜ということで、パクチーもやって貰えないかと東京から話があったものの、ノウハウはないし、実際に取り組むと様々なハードルがあり、辞めてしまおうかと思ったこともあったそうです。
しかし、岡山に合う種を見つけ出し(世界中にパクチーは300種くらいあるそう)、土を改良し、今の糖度の高い岡山パクチーにたどり着きます。
そこからサントリーなどと共同で、岡パクヒートとして、新しいハイボールの飲み方の提案に至りました。
パクチー豆知識。実は根が美味い。素揚げしたものを食べることができる店が岡山にはありますが、本当に甘みがあり、これまでのパクチーだと思っていると、パクチーとは信じられないような旨さに驚かされます。
今回はパクチー畑で、岡パクヒートを作って飲むことを実現しました!
植田さんも「おれも畑で飲んだことない! やってみたい!」とのことで、急遽、自宅にクルマを置きに戻り、畑のご当地ハイボール飲み会に参戦。
オジ旅メンバーと共にハイボールを飲んで貰いました! 採れたてパクチーの岡パクヒート、さいっこうに美味かったです!
昔はぼくもパクチーを食べられない時期がありました。最初に食べたパクチーがあまりにも強烈すぎたためです。もし最初に、岡山パクチーに出会っていたら、後のパクチー人生も変わっていただろうなぁ、と思います。あ、今からでも遅くはないか!