ほら、焼肉屋の焼肉ダクトって換気POWER極まってるから #オジ旅 #非密の会 #やるきホルモンチーム

やるきホルモン

最高のエアロゾル対策じゃない?

この記事を書いているのは2020年7月。仕事も終わった。そこからの「ちょっと一杯ひっかけてく?」と気軽には言いにくい時代となりました。ああ、昔は良かっただなんてオジさんじゃなくておじいさんになってからの言葉だと思っていたんだけど、ごめん、いわせて。ああ。ちょっと前まで良かった。

とーはーいーえー。

密密しい状況とならないように気をつける時代となったならば、その時代に合わせて自分をチューニングするだけ。変化も楽しんでこその人生ですよ。

だから「ちょっと一杯ひっかけてく?」のシチュエーションのときに、「ちょっとやるきホルモンで肉喰ってく?」と言っていこうかな。これから。

新宿西口パレットビル。ユニクロの入ったビル。そのビルの地下3階には、知る人ぞ知るオールウェイズ肉フェスこと、新宿名店横丁があります。ぶっちゃけ、広大な新宿地下ダンジョンのなかでも奥まった一角といえるかもしれない。JR、地下鉄、京王、小田急などなどの駅から外に出ることなく、地下街をずっと進んだ先にあるステージ。さすがに新宿だよ。どのルートを通っても明るい。から気づかないけど、ここ、薄暗くネオン光る空間になったらめっちゃサイバーパンクっぽさあると思うんだよね。

新宿名店横丁にある店はとり家ゑび寿(鶏肉)、やるきホルモン(豚肉)、ランプキャップ(牛肉)、羊肉酒場悟大(羊肉)、大衆馬肉酒場三村(馬肉)。見渡す限りの肉!肉!肉!肉!肉! 鶏豚牛羊馬という肉の五大文明が勢揃いしてるんだな、これが。毎日が肉フェス会場なんだな、ゴレンジャー。

2020年6月のオジ旅として開催された非密の会は、各店に2人ずつ入って飲んで食べてうめえ!と叫んで幸せになる会。僕が担当したのがここ、やるきホルモン。炭火で燻すように焼けるのよ、豚ホルモンの数々が。

鮮度命!! 鮮度が一番!! と看板にはありますが、本当のところは?

ホルモン盛り合わせ大皿(1480円)でございます。見てほら見て! このナイスピンク! シズルー!

ここに来たら、もうこれっきゃナイトいうメニュー。二人でおつまみがてら食べるのにピッタリの350g。

13号とレッツパーリィ!

さて、左手前側に見切れているのが焼肉ダクト先輩です。天から舞い降りてくる神なる手です。

肉を焼くじゃん? 溶け出した脂が炭火に落ちてじゅわっと燃え上がり、燻煙があがるじゃん? 焼肉ダクトがケムリを吸ってくれるじゃん? だから宅を囲んでいる僕らの周りの空気はクリア&クリーン。ああ、空気って美味しいんだ。

ということはだよ。僕らが飲んで食べてうめえ!と叫んでバカ話してうはははと笑ったときの呼気からくる飛沫が生むエアロゾルも、ずこーっと吸い取ってくれるはずなんだよ。

あれ、もしかしてやるきホルモンって、居酒屋トレンド最先端いってる…!? 酒場リーダーさん…!?

お店によっては飛沫感染防止のためにアクリル板で席間を仕切ってるとこもあります。実際にこういうお店に行ってみて、なるほどいい手だなと思ったんだけど。

乾杯が。乾杯がぁぁぁっ! グラスをぶつけようとしてもアクリル板ごしだから「もすっ」という鈍い音しかしない! 諸君らが愛してくれたグラスのカチンは死んだ。 何故だ!? いやこれも時代の変化だ受け止めなきゃと思ってたんだけど。

焼肉ダクトならノーパーティーショーン! はいきたよきましたよ。やるきホルモンの時代が!

もちろんこの説を支持するなら、他の焼肉ダクトを装備した焼肉屋などもニューノーマル時代のリファレンスな居酒屋。誰もがナンバーワン。

でも大事じゃない? 外食したいけど、なんか不安があるという友達やパートナーと、安心して食事や飲みが楽しめる空間ってさ。

だから新宿に出たときは言っていこうと思う。「ちょっとやるきホルモンで肉喰ってく?」と。