オジ旅メンバー30号になって、初めてのオジ旅!月島のもんじゃストリートにやってきたよ。目指すは下町割烹もんじゃ「こぼれや」さんです。ブロガー泣かせの「もんじゃ案件」だっ!
2015年にオープンした「こぼれや」。ここのもんじゃがすごいらしい、フォトジェニックらしい、などの前情報でやってきたけど、正直「もんじゃって、どこのお店で食べても同じじゃね?」って思ってる30号です。
では、もんじゃの前におつまみを。
▼和歌山産 真鯛の白子ポン酢(890円)。うむうむ。
▼北海道下川産 最高級高糖度トマト(490円)。
あれ、これはすごくいいトマト。初めて体験する味。小さくてしっかりしてるけど甘い。こぼれやに来たら絶対食べたい。
それでは、焼いていこう。なんと、脂はイベリコ豚のラードというこだわり。
まずは京都の赤なす(690円)をバター醤油で(間違いない!)。
そして気仙沼のメカジキ(890円)。あれ、すごいの来たね。「こぼれや」けっこうやるかもしれない。
こちらもバターとお醤油で。「うまぁ!」。
もう、ここまででかなり「こぼれや」のペースに持っていかれてる。でもね、問題はもんじゃですよ。ここからが本番ですよ。
▼まるごと穴子1本入った江戸前穴子&函館産坪いかの漆黒(1,390円)
ほほう、ビジュアル的にすごいの来た。カチャカチャカチャと手際よく作られていく。
あれーーー、すんごく美味しい。海苔も山椒もいいし、今まで食べてたもんじゃと全然違う。お出汁と旨みが全然違う。ずっと食べていたい。
こちらもめっちゃおいしい。濃厚イカ墨バターは甘くてちょっとイタリアンな気持ち。
あら、ちょっと待って。ここすごく美味しいじゃん!
やっと、普通のもんじゃじゃないことを認めざるを得なくなってきたので、オーナーの山口さんにこだわりを聞いてみたよ。
こぼれやのこだわり・・・
・京都の老舗乾物屋「福島鰹」からもんじゃ専用の出汁の材料を取り寄せてブレンドしている
・さらに、豚骨ベースの出汁
・メニューにあわせて出汁の味を変えている
つまり、今までの、だし&ソースのもんじゃではなくて、その先を行くお料理としてのもんじゃなのかと。
続けて鴨ねぎ(1,390円)。美しいー。
A4、A5ランクの和牛がベロンと1枚、贅沢なすき焼き。焼く前から美味しそう。
まずは三つ葉をちらして、うんまいーーー。半分くらい楽しんだら生卵を入れて混ぜると、まろやか&オジや風で2度美味しい。
若干「オジ感」を乱してしまった甘味は下町あんこ餅巻(690円)。
はぁーん、黒蜜でおいしいやつです。
と、こぼれやフルコース終了~。
確かに自分の知っているもんじゃ焼きとは全然違う「ご馳走もんじゃ」でした。「たかがもんじゃでしょー。」と思っているような人こそ食べたほうがいい。新しいもんじゃの扉が開けてしまったー。
もう、お誕生日に食べたいと思うくらい美味しかった。
ごちそうさまでした。