羽毛ふとんの膨らみを出すために、まちを作るための構造体。こんな風になってたのか!!
そして構造体には様々な形があるそう。亀甲だったり、人間の形だったりとか。これを縫うのは技術が要ります。やっぱり人間の技術が大事なんですね。
羽毛はホースで充填します。東京西川の場合は羽毛を充填する部屋が4×5に分かれており、それぞれにホースで羽毛が充填されます。部屋の数が少なければ作業は少なくて済むけど、羽毛が移動してしまいます。これも要チェック項目ですね、羽毛ふとんを買うときは。
実際に羽毛を充填しているところですが、これは本当にプロの技です。穴の位置は手探りで。すごすぎる。
充填装置は2台。それぞれに必要な量の羽毛が装填され、それを手探りでキルトに入れていく‥‥書くと簡単だけど、絶対にできない、これは!!
キルトの形状はこうですからね‥‥。それぞれのスペースにホースで羽毛が注入されていくのです。
しっかり検査も行われます。しかし、このサイズで羽毛の量は1.3キロとは‥‥いいものほど軽いそうな。ダウン95%!
原毛を加工する工程がグッドデザインなのだそうです!!!
そして、武者さんがお手伝いさせて頂きました。
「全然、感触が分からないっす!」
検査の工程。色柄や何か入ってないか、糸のほつれがないかなど、様々なことがチェックされます。
検針器。鉄がないかチェックします。鉄だけでなく、骨やプラスチックのようなものにも反応します。
パッキングの作業工程。木枠に入れて落ち着いてから箱に入れるんですね!
羽毛は繊細なので叩いてはいけませんよ!
今は1日1300-1400枚くらいの羽毛ふとんが生産されているそうです。多くの工程に人手がかかっているんですねぇ。
工場見学は以上です。ありがとうございました!