今回は三菱電機さんの静岡製作所へ社会科見学です。
男子にとってこんなに萌えるシチュエーションはありません。なにせ工場見学ですから。工場のいろいろな機械が男子心を絶妙にくすぐってくるのです。
550トン! 絞り! 萌える!
間をすっ飛ばしてますが、絞りからカールまで一連の作業が黙々とひたすらに行われる様は、なぜか心躍るものがあります。
で。なにせこうした工場見学って、それこそ小学校の社会科見学以来じゃないかと思うんですが、今はもうほとんど機械によるオートメーション化が進みすぎて、ほとんど人の手が入らないんじゃないかなぁとか思ってたんですけど、ここ静岡製作所では多くの人の働きが欠かせないものとなっていることを知りました。
「厳選された作業者による生産」ということで、生産ラインでは認定された高いスキルを持つ技術者の皆さんが生産を担当されているそうです。
こうした作業者ひとりひとりによって1台が仕上げられていくのを「セル生産方式」というそうで、これによって業界最高峰の性能を持つエアコンが作られているとのこと。
こちらはサンプルの画面ですが、作業ナビというシステムを使って、モニターで作業手順を表示しているそう。これによってヒューマンエラーを防いでいると。ほほう。
こんなにもたくさんの人によって製造されているわけです。
まさにプロフェッショナル集団。
試験も人の手によるもの。ここで行われているのは絶縁抵抗耐電圧自動試験と、機能動作確認試験という工程。デバッグ大事ですね。
ということで、見学した工場のごく一部をご紹介しましたが、そうした流れを経て出来上がっているのが、この三菱霧ヶ峰ルームエアコン FZシリーズというわけです。
技術者の叡智が結集された機械による製造工程と、製作所が誇るスキルを持つ技術者による自らの作業工程が合わさって生み出されているんですねぇ。
普段、家電売場やネット上のECサービスの画面上からは、想像もしない・・・というかできないような製造風景を見ることができました。
こうして見ることができて、なんとも製品の安心感というか信頼感というか、「三菱霧ヶ峰すげぇ!」という気持ちが沸き立ってきますね。
やっぱり工場っていろんな意味で萌えるわぁ。