僕らオジさんが子供のころ(ええ、子供時代があったのです)、揚げたてコロッケを食べさせてくれるまちなかの精肉店があったのです。
50円玉1つでカリッとホクホクっと美味しーい。ソースなんていらない!
そんなヘブンが街中にあったのです。
そしてここ、高岡の地にも、揚げたてコロッケ神が降臨する「丸長精肉店」がある!
高岡には高岡コロッケというご当地コロッケがあるのですが、もしかしたらここ、丸長精肉店が元祖であり始祖でありパイオニアかもしれません。というのも50年前からお店をやっているそうですから。
店内に入るとそこは揚げものパラダイス。50円のコロッケをはじめとして、鳥カツ30円、ハムカツ50円、トンカツ200円などなど、これからジュワッと揚げられるヤツらがスタンバってます。いやあ、みんないい顔をしてるじゃないですか。
どうですかこの主演男優賞。
うめえ! なんだこれ。
これは甘露。これはスイーツ。
添加物はなく、口の中にぐわっと広がる甘みはジャガイモ由来のもの。そして出汁を加えているのかな。旨味もガツンと来るんです。
高岡は昆布の消費量が日本ナンバーワンで、北海道から大量に仕入れているそうな。その関係もあるのかな。ジャガイモというか、コロッケの消費量も多く、北海道から大量に買い付けているそうな。
安くて美味しくて子供のオヤツにもぴったりだし小腹が空いた時にもサイコー。お母さんが忙しいおうちでも、このコロッケがあればみんなニッコリですよ。まちがいない。
パンに挟みたい。ご飯が欲しい。かけ蕎麦の海に浮かべたい。でもこのまま食べ尽くしてもやりたい。ああ、思考がマッシュッシュ。ダメになっちゃうー。
とか話していたら、お店の方から切り落としたチャーシューをもらいました。うっわあ、これまた美味いわ。外はカリっと中はジューシーっと、トーンがコロッケと一緒。
最近はチャーシューと言いつつ煮豚なお店が多くなりましたが、丸長精肉店のチャーシューはちゃんと焼き上げて火を通しているんですよ。
これ、ラーメンに浮かべたらヘブンだよなあ…。
ごちそうさま!!!!!