君たちはどう学ぶか #英語留学 #セブ #オジ旅PRす

I'm not JACK セブ留学編

「学ぶことをやめてしまった者は老人である」

これはアメリカの自動車王ヘンリー・フォードの言葉なのですが、私も大学を卒業してかれこれ25年ほど経ってしまっているので老人生活25年ということになる。

しかし、「大学時代には何かを学んでいたということですか?」と問われると、確かに酒の呑み方くらいしか学んでいないということは否定できない。
そうなると、大学時代含めて実質老人生活30年という大ベテランの領域ということになる。

老人会の大御所である。
デビューが早かった子役みたいなもので、年齢のわりには老人生活が長いのである。

これが芸能生活30年ということであれば「芸能生活30周年記念リサイタルを幕張のAPAホテルあたりでいかがですか」とか、「あなたほどの業績をお持ちなら自伝を出版してみてはいかがですか」とかいう魅力的なお話も出てくるのだろうが、いかんせん怠惰なだけで成し遂げてしまったよう業績である。きっと誰も褒めてはくれないし、魅力的なお話などもないであろう。
ましてやオジ旅メンバーのコバヤシ老人(仮名:老人生活推定40年)を前にして偉そうに誇れる業績というほどでもない。

そんなこんなで「老人生活30年というのはマズいな・・・」と思っていた矢先、飛んで火に…いや、僥倖にも、のちにオジ旅メンバーとなるMr.軽井沢ことヨシ氏から「フィリピンに英語留学をしてませんか?」というお誘いがあったのである。
※Mr.軽井沢氏は軽井沢以上にフィリピン英語留学事情に詳しく、「フィリピン留学ラジオ」なるサイトを運営していたりするのである。Mr.軽井沢と呼ばれることになった経緯について知りたい方は直接ご本人に確かめていただきたい。

これはまさに我が意を得たり、私の芸能生活、もとい、老人生活30周年を締め括るに相応しいイベントであろうということで、電光石火のごとくフィリピン英語留学を即決することななった。
なにしろ、うら若き(勝手に思っていた)フィリピンの女性(勝手に思い込んでいた)たちに囲まれて、英語の勉学に励むのである。私の知的意欲、知的向上心、知的下心は嫌が応にも激しく刺激されたことは言うに及ばないのである。

ご存じない方のために言っておくが、そもそも私は一部の地域(茨城県北浦地域)では国際交流活動には非常に熱心ということで知られており、特に土浦方面のフィリピン飲食店における国際交流に関しては「一部の地域」在住の国際交流仲間であるのS田君、N原さんとともに活発に交流活動をしたものなのである。(N原さん、勝手に趣味、否、交流活動をバラして申し訳ありません)
そんな経歴からもフイリピンの方々(特にうら若き女性)との国際交流については並々ならぬ関心を持っており、まさに千載一遇、「天は自ら助くる者を助く」という展開となったわけである。本当に国際交流活動が無駄にならずにヨカッタ。

で、肝心の「英語留学の詳細はどうだったのか」ということについては、他のオジ旅メンバーも詳しく書いているので私から多くを語ることはやめておきたいと思う。ただ敢えて言っておくのであれば、オッさん視点でどんなことがヨカッタかについてだけ述べたいと思う。我々くらいの年齢になってしまうと「必ず英語を習得しなければならない」という状況に追い込まれることは少ないし、英語を習得する必要がない理由などはいくらでも考え付いてしまう。つまり、外的要因や状況に追い込まれてのモチベーション作りをしにくい年齢なのだ。逃げる口実にも困らない。この年齢になってのモチベーションは自らの内なる学習意欲を駆り立てるしかないのである。

しかしながら、そういう点からしても今回の留学体験は”Very Nice!”、”Very fun!”な体験なのであった。(ついつい英語が出てしまうことご了承ください。)

自らの学習意欲を高めるうえで今回のCEGA英語学校への留学は何が良い点であったのかを列挙したい。国際交流に興味のある人は参考にしていただければと思う次第である。

1. 個人のレベルにあった個別授業
初めにテストをしてくれて、レベルに合わせて個別のカリキュラムを作ってくれる。無理がない。

2. 先生が親切
先生も英語を第二外国語として習得した人たちなので、英語ができない人たちへの眼差しが親切。
フィリピン人自体のホスピタリティの高さもある。家庭教師に教わっている感覚。
念のため、男性の先生もいることも付け加えておきます。

3. カリキュラムの自由度が高い
オーナーがフィリピン在住で学校につめているので、カリキュラムの希望が素早く反映される。
コマ数、授業内容など可能な限り対応してくれる。この授業は向いていないと思ったらすぐに変えられる。

4. 宿舎から学校までが近い
歩いて学校に通うので、灼熱のフィリピンにおいては本当に楽であった。通学が嫌にならない。

5. 和食をベースにした食事が一日3食ついている
普通の人であれば、本当にコストがかからないで生活できるのである。
和食ベースなので飽きない。まさかフィリピンで天丼を食べるとは思わなかった。

6. 学校ならび宿舎が繁華街近くにある。
我々にとってはこれは重要であった。買い物行くにも楽だったし、たった2日の留学であったが快適であった。
特に宿舎の隣が酒が呑める公園で、しかもビールが激安。守衛のオッさんもいろいろ親切にしてくれた。
覚えた英語をその日の晩のうちに近くのカラオケパブで復習できるというスバラシイ環境なのである。

7. 門限がない
我々のようなオッさんたちには非常に助かる規則でした。

8. オーナーが呑兵衛でナイスガイ
オーナーは一見すると真面目で大人しい若手公務員といった風貌であったが、その実は呑兵衛で校務の合間をみては我々と酒席を囲むほどのオープンな人物なのである。
見た目は若いが年齢も我々と同世代で、オジ旅メンバーにも加入してしまうというアホな人物でもあった。
食事は生徒たちと一緒の場所で同じメニューを食べているような実にナイスガイで愛すべき呑兵衛なのである。

9. 突然、居るはずのないオジ旅メンバーが遊びにくる
日本からも、マレーシアからも近いため、サプライズでメンバーがツナギを着て現れることがある。
夕方にマレーシア経由でフィリピンにきて、夜通しカラオケでバカ騒ぎして翌朝帰国するのである。
実にアホな人たちである。

これらすべてがオッさんの飽きっぽい心を学習へとつなぎ留め、楽しくスクールライフを送るうえで重要なポイントであった。
という風に良いことづくめの英語留学であったが、最後に老婆心ながらCEGAでの英語留学で注意しておきたいことがひとつだけある。

それは、「ニックネームには気をつけろ」ということである。
まず最初の段階で「先生たちはあなたを何と呼べばよいか?」という質問が来る。
決して適当に面白がって「Jack」とか答えてはいけない。

以後、授業中はずっと” Hey! Jack!” とか ” Yes! Mr.Jack! ” とか ” Nooooh! Mr.Jack….” とか連呼される。恥ずかしいことこの上ない。
タイタニックのジャックを知ってるか?」ということも質問を何度もされる。

必ず自分の名前で呼んでもらいましょう。