ローソンで数量限定「僕ビール、君ビール。続よりみち」が発売されると聞いてヤッホーブルーイングの醸造所見学をしてきた! #僕ビール君ビール #かえるビール #よりみち発見 #ローソン #オジ旅PR

長野

コンビニエンスストアでクラフトビールが気軽に買えるようになったのって、本当にローソンの功績が大きいと思います。カエルのデザインされた印象的な缶ビールを記憶されている方も多いのでは?

ということで、タイ沖縄に続いてローソンより3度目の調査の依頼を頂きました!

今回は2017年4月18日に発売開始となる、クラフトビール「僕ビール、君ビール。続よりみち」のメーカーである、長野県佐久市にあるヤッホーブルーイングの醸造所見学です。

ヤッホーブルーイングといえば「よなよなエール」で名を馳せたビール会社ですよね。ぼくが初めて手に取ったのは2011年頃と記憶しているのですが、今年の7月に20周年を迎えるということを伺い驚きました。

ローソンとヤッホーブルーイングが共同で開発したのが「僕ビール、君ビール。」でして、コンビニでヤッホーブルーイングのクラフトビールが買えるようになるというニュースには、本当に驚いた記憶があります。

しかも、この「僕ビール、君ビール。」はセゾンという種類のビールで、フルーティで口当たりよくとても飲みやすいのです。いわゆるビールの苦味が苦手という人には、ぜひとも飲んでみて頂きたい。若者がターゲット、そして若者が飲んでいるというのも頷けますが、若者だけに飲ましておくのはもったいない! オジさんも飲みます!

ヤッホーブルーイングはどんな会社?

こちらがヤッホーブルーイングのオフィスのある建物です(醸造所は道を挟んで隣にある)。浅間山の麓にヤッホーブルーイングはあります。

入口を入ったところにあった手形の横断幕は、昨年の入社式でスタッフ全員が押したものだそう。オフィスに入るたびに、この頃のフレッシュな気持ちを思い出すのでしょうね。見ているこちらまで、甘酸っぱい気持ちになりました。

そして、まさかのオフィス見学です。「オジ旅のみなさんがいらっしゃいましたー!」との広報さんの掛け声とともに、みなさんが仕事の手を止め挨拶してくださったのです。なんという素敵な会社なのでしょうか! 思わず手を振り返してしまいました。

さらに、素敵エピソードは続きます。

これはスタッフ一人ひとりの顔写真が貼られたパネルですが、ニックネームが書かれています。全員がニックネームで呼び合うのが、ヤッホーブルーイング流。しかもこのニックネーム、自分で自分に名付けるそうで「もし自分が入社したらなんて呼んで貰おう?」なんて、余計なことを考えてしまいました。なお「よなよな伝導師」として、ファンの方もスタッフと一緒に紹介されています。

各所に貼られた一言メッセージ付きの人物写真。これもただ単にメッセージだけだと味気ないので「言いそうな人」が選ばれて写真で登場しているのだとか。ユニークな取り組みです。

ここまで読むと「なんだかとっても若そうな会社!」と思われるかもしれませんが、若いスタッフもいれば、醸造にはいぶし銀のスタッフもいるとのこと。でも、老いも若きも生き生きと働いている会社だなぁ、と、もうこの時点で感動すら覚えてファンになってしまうほどでした。

醸造所見学にレッツゴー!

それではヤッホーブルーイングの醸造所見学です。

工場などものづくりの現場を見学するのが大好物のオジさんたち。気合が入ります。

まずはビールに必要な4つの原料について話を伺います。ビールの製造工程に関して、どのタイミングでどの原料を使っていくのか、ということに関係していくので大事なポイントです。

とはいえ、最後に試飲するスペースでもあるので、並んでいるビールの缶やタップも大いに気になります。オジさんたち、気合が入ります。

ここでいきなり、ぴんきゅーさんの「ぴんクイズ」です。ビールについて学びます。「ビールを造るのに必要な4つの原材料はなんでしょうか?」

みなさんは分かりますか?

麦芽!

ホップ!

酵母!

水!

以上の4つです。シンプルですね。

モルト(麦芽)です。このまま食べさせて頂いたのですが、おつまみになりそうな香ばしさです。焙煎や乾燥の仕方で味わいが変わってきます。真ん中のキャラメルモルトは蒸してから焙煎するそうです。発芽させてから蒸して乾燥させると、糖化します。

ホップです。これは「よなよなエール」で使われるカスケードホップです。この段階から香りが高く、まさによなよなの香りがします。

手のひらでこすって摩擦熱を加えると、さらに香り高く!

ホップは香りが良いだけでなく、抗菌作用もあります。いわゆる、大航海時代にインドにビールを運ぶために大量のホップを投入したインディア・ペール・エール(IPA)は、まさにこの原理だったわけですね。さらに、ホップは泡持ちもよくしてくれるそうです。

いわっちょ「これはなんだと思いますか〜?」

オジさん「酵母で〜す!」

正解!

ブルワリーで働くブルワーの主な仕事は、酵母が元気に働いてくれるように管理することだそうです。

いわっちょ「これはなんだと思いますか〜?」

オジさん「水で〜す!」

正解!

ヤッホーブルーイングのビール(エールビール)には、浅間山の伏流水が使用されています。ビール用の水には硬度の高いものが良く、イギリスが600、東京が59、このあたりが200くらいとのことでした。

新潟の料理屋でお冷を頂いた際に「なにこれ美味しい!」と思ったら普通に浄水だったことがあったのですが、そのままビールが造れる水のある「よなよなの里」も、間違いなく水の美味しい場所なのだと思います。

麦芽、ホップ、酵母、水。

これがビールを造るのに必要な4種です。

「うむ、勉強になった。これから醸造所見学だぞ」

いよいよ、醸造所見学をさせて頂きます。

「僕ビール、君ビール。続よりみち」の開発を担当されたあーすぃーさんから、話を伺います。

曰く「ホップの量が尋常じゃないんです。ドライホップを僕ビール君ビールの3倍も使っています。苦味がでないようにしていますよ!」

ビールのできあがる行程です。

ここでは粉砕、糖化、ろ過、煮沸、ワールプールの行程が行われています。

ぴんきゅー「初麦汁、飲んでみますか?」

オジ旅「イエス!」

糖化した初麦汁を飲んだ感想は「うーん、甘い!」です。

糖化したままなので、かなり甘いのです。自然のジュースのようです。

ぴんきゅー「煮沸後麦汁、飲んでみますか?」

オジ旅「イエス!」

これはホップが入っている状態です。香りはそれほどではありませんが、味は苦い。「うんうん、苦くなっているね」

続いて、発酵の部屋に移動します。

発酵室の室温は20〜25度にキープされています(エール酵母が活性化する温度が20度前後のため)。糖化などを行っている部屋から移動すると、かなり涼しく感じます。もちろんこれには理由があって、酵母は“ご飯”を食べると熱を出すので冷やす必要あるのです。

ここで2〜3週間を過ごします。その間、ブルワーは毎日品質チェックをします。“生き物”なので計算通りいかないこともありますが、それを管理するのが職人の技なのだそう。

発酵タンクの中を覗かせて頂くと、ふつふつと酵母が活動しているのが良く分かりました!

ビールを寝かせる貯酒室です。ビールによって違いますが、ここで2週間くらい寝かせるのだそうです。

出来たての「僕ビール、君ビール。続よりみち」を頂きました。4月18日の発売日を前に世界初です! 口にするとついて出てくるのは「さわやか!」の声。 ホップの量は3倍でも、苦味は控えめで、とても飲みやすい仕上がりです。若々しさを感じます。

続いて、ビールを缶に充填する部屋です。ここのチームは「パッキャオ」と呼ばれているのですが、パッキングする部署だからなのだそうです。「パッキャオ」といえばボクサー。えぐるように、詰めるべし! 詰めるべし!

工具も整理整頓されていました。

そして‥‥凄い光景を‥‥目に‥‥!

ビールが詰められるのを控えた「僕ビール、君ビール。続よりみち」の空缶たち!

特に「僕ビール、君ビール。続よりみち」は数量限定販売ですので、作られている空缶も限定ですね。

オジ旅が醸造所見学に訪れたのは、まさにビールを空缶に詰めるという日の前日でした。今ごろ、ビールがびっちりと詰まっていることでしょう!

ビールを試飲タイム!

そして、お待ちかねのビールのテイスティングタイムです!

みんなで乾杯!

出来たての「僕ビール、君ビール。続よりみち」を再び頂きます。

「僕ビール、君ビール。続よりみち」はアメリカンウィートというビアスタイルです。「小麦の柔らかい口当たりと、マンゴーのような豊かな香りが特徴」と説明されるのですが、甘い果実感と香り、炭酸感も柔らかく、まさに初夏に草原で飲みたくなるようなビールとなっています。

パッケージのデザインも、カメラを持ったカエルがキュートです。どことなくのんびり。よりみちの雰囲気が出てますね!

ちなみに、ヤッホーブルーイングのビールの缶には、どこかに必ず「月」がデザインされているそうです。ぜひ探してみてください。

ローソンで販売されている、ヤッホーブルーイングのその他のクラフトビールも試飲させて頂きました。

水曜日のネコ。

オレンジピールとコリアンダーシードを使った女性向けビール。週の真ん中、水曜日にゆっくりくつろぐイメージ。

「続よりみち」ではない、いつでも買える「僕ビール、君ビール。」はセゾンビールです。セゾンはフランス語でシーズン。農閑期に作ったビールを、夏に水代わりに飲むのだそうです。好きだなぁ、この香り。

よなよなエール。

カスケードホップをふんだんに使用した柑橘のような味わいのビール。なんと今年20周年です。バーコードに秘密がありますので、ぜひチェックしてみてください! 秘密の暗号は「4747」。

「インドの青鬼」はIPA!

ホップ大量投入(よなよなエールの約4倍)のビアスタイル。苦味が好きです。色々なビールを飲んでいると、IPAに辿り着きますよね。

「僕ビール、君ビール。続よりみち」は4月18日発売!

この度は醸造所見学させて頂きありがとうございました! 改めてビールのことを勉強させて頂けましたし、何よりヤッホーブルーイングという会社の楽しさを知ることができました。

「僕ビール、君ビール。続よりみち」は、2017年4月18日より全国のローソン・ナチュラルローソン・ポプラで数量限定で発売開始です。大事なのは「数量限定」というところです。見かけたら、ぜひ手にとってみてくださいね! 初夏にぴったりのビールです!

>>新発売「僕ビール、君ビール。続よりみち」ヤッホー×ローソン共同開発シリーズ | NEWS|よなよなエール醸造所 ヤッホーブルーイング