深呼吸で~す。深く息を吸って、吐きま~す。 ごう、ろく、しち、はち。
正門から奥へと歩いていくと、動物に触れられるふれあい広場や、小動物のエリアに入ります。さらに奥へ、奥へと進むと、植物園エリアに入ります。
一日では回りきれないほど広い東山動植物園です。正門側から植物園エリアにアプローチするのはなかなか大変。そこで「正門駅」と「植物園駅」を結ぶモノレール・スカイビュートレインがあります。料金は大人(中学生以上)で片道300円。1周(そう、往復じゃなくて一周なんです)500円。入場料と変わらない料金設定。決して高くない、それだけの距離があるのに、高く感じてしまうこのマジック(笑)
なお最初期は懸垂式モノレールが使われていました。このデザイン、このカラーリング。何かに似ていませんか…? そう、科学特捜隊のジェットビートル号に! 実際に当時はビートル号と呼ばれていたそうです。
懸垂式モノレールの実験路線で、実用試験データを収集するという目的もあったとのこと。東山動植物園での実走結果が湘南モノレールなどにつながったんですって。
閑話休題。今回は乗れなかったので行き先をタイトルの方面に戻します。
この、ね。この植物園エリアもまた素敵。春目前で、ちょうど自然に色がついてきた頃で、これからのシーズンは多彩な色で覆われるんでしょうなあ。
大きく深呼吸しながら歩いてみました。ああ。風に花の香りがついています。
東屋から池をのぞくと、そこには美しい色をまとった鯉たちが。悠々と泳ぐ彼らを見ていると時間を忘れそうになります。
これはいい散歩デートコースですわ。間違いない。
緑が好きな人にとってもグー。あちこち探索してみたくなりますよ。
水が好きな人にとってもグーググー。この地域のわき水は金明水と呼ばれているそうです。歩道そばを流れる川の透明度も高く、初夏は多くの生物がやってくるでしょうね。
また園内には湿地のエリアもありました。まだシーズンではなかったので花は咲いていませんでした…植物園エリアを堪能するなら、桜満開の春から秋にかけて、かな?