ユキヒョウのケージも、東山動植物園の新しい見どころの一つです。もとあったケージに、斜めに増築が施されています。ユキヒョウはこうした斜面が好きなので、運動不足にならないように、こうした増築が行われたのだとか。
ユキヒョウも嬉しいし、人間もなかなか見られないユキヒョウの行動が見られて嬉しいのです。ただし、注意点があります!
ライオンも既存の展示に橋を加えて近づいて見られるものに改良されていましたが、ただいま東山動植物園は再生プランで80周年の記念事業の真っ最中。この「ぴょんぴょんユキヒョウ」もその一つというワケ。
ちびっこたちは、下から見上げるユキヒョウに釘付けでしたよね。
ガラスを隔てているというより、この網の向こうにユキヒョウがいるというのが、なかなか新鮮に感じられました。太くて長い尻尾は、バランスを取るためのものだそうです。しかーし!
尻尾を持ち上げたら注意です。ユキヒョウがおしっこします。下にいたらかかっちゃいますよ〜。
さらに、ユキヒョウによるクリック募金の仕組みも導入されています。ユキヒョウが一番上のステップに乗るとワンクリック。回数に応じて募金が行われるのだとか。これは面白い取り組みですね。
ユキヒョウ舎のそばには、同じネコ科の動物たちがいます。これまたフォトジェニック。
スナドリネコ。スナドリは砂を取るのではなく、漁り、なんですって。つまり魚を捕まえるのね! 勉強になります。
これはラーテル。世界一怖いもの知らずの動物として、ギネスブックに認定されているそうです。日本国内では、ラーテルか見られるのは東山動植物園だけです。
サーバルキャットはオスはいましたが、メスは亡くなっていました。21歳。なかなかの大往生だったのでしょうか。人気の動物が亡くなると、献花台が用意されることもあるそうです。