これはドライブに出かけたくなる車だね!
1泊2日の北海道・陸別弾丸ツアー。新千歳からの足として働いてくれたノートe-POWERですが、コイツはいいモーターですね!
なんといっても加速力が+αかつ回生ブレーキが強めに効くSモードがGOOD。高速道路での追い抜きがしやすく、回生ブレーキはマニュアル車のクラッチでエンジンブレーキをコントロールしているときのような効き方がするために、アクセルのON/OFFだけでスピードを自由自在に保てます。
アクセルを放したら即回生ブレーキ、というのではなく、瞬間的にジワッと効いて、グッと減速していく感じ。加減速中の車体のブレが少なく、搭乗者の頭部をむやみにヘッドバンギングさせることがないので、“酔わない/酔いにくい”ドライブができますコレは。
トルクもグー。最初からビッグなトルクが発生するEVゆえに、停車時からの発走がスムースです。一気に巡航速度まで加速するのもラク。インターチェンジやサービスエリアから高速道路の本線に合流するのも不安ナシ。気持ち、いいねえ。
そうそう、風切り音の少なさも、いい。高周波のノイズが少なく、ボディ形状の作り込みの高さを実感させます。発電用エンジンが止まっている間はエンジン音もなくなるので、静寂な空間を維持できます。カーオーディオにこだわりたい方にとって、いいベース車両となるのでは。
この遮音性の高さはノートe-POWERで実装された、念入りな遮音対策によるものでしょうか。WEBサイトを見ると、前方、側方、後方と、各部をしっかりとシーリングしたり、インシュレーターを増やしたり、吸音材を増やしているようですね。
視界が広々しているのもステキ。前方だけではありません。横も後ろも見やすい。周囲の状況を把握しやすいから安心して運転できる。
雪の多い北海道の冬。国道や駅前、バスが通る道は頻繁に除雪されます。普通の道道や市道は夜中に一回、だったでしょうか。
今回走るルートは高速と国道が多い…とはいえ、ご覧のように圧雪路も走りました。両親が当麻町(北海道上川郡)に住んでおり、冬場にレンタカーで訪ねることも多く、雪道はそれなりに走ってきたという自負があります。それでも、いつでも、緊張しちゃうのが雪道走行です。肩の力を抜かないと危険なのに。
ノートe-POWERで走る北海道。緊張感とは皆無でしたねー。気心知れたオジ旅のメンバーと一緒だからというだけではなく、ノートe-POWERのトラクションコントロールが優れているという理由もあるでしょう。
燃費がいいから、ガソリンスタンドを探して焦ることが少ない。今回は600kmほどの旅でしたが、一度もガソリンスタンドに寄らずにすみました。レンタカーのリストにノートe-POWERがあったら、真っ先に指名してしまいそう。いいクルマでした!