へえええ。アミタケっていうんですか! はー!
いわきからからグッと北上して、たどり着いたのが仙台。時間は19時頃で、これはもう飲むしかないお年頃。
「仙台で飲むんだったら文化横丁か壱弐参(いろは)横丁がいいよ!」というタレコミをもらったのでぶらついてみたら…1月4日はまだオープンしているお店が少なかった。
それでも文化横丁入り口の真横かな。いろり酒場 たら福というお店の雰囲気がよかったんです。昭和的赤提灯スタイルを受け継ぐウッディかつウォームなテイストの店内は飲ん兵衛たちでいっぱい。ここなら一人でも楽しめるでしょう。仙台の味を!
おすすめの品を見ていると、これはもう大当たりじゃないですか。焼き魚は金華サバにのどぐろと旨いとしかいえないやつらが集まっているし、イカポッポ焼きとか編みレバー駆使とかヘラ焼きごはんとか、文字列からして僕の胃袋をシェイクしてきやがる。
そんでもってお通しがコレ! このふろふき”タワー”大根! こんなにぶっとく切っているのに、すみずみまでしみしみ! 箸がすっと入るくらい柔らかく炊かれているのに歯ごたえ食べごたえもばっちり。
いい、店だ!
甘めの味噌でこれまたしっかりと煮込まれた豆腐がまた美味しくてね…。冷え込む日でしたが、気持ちもおなかもぽかぽかです。
そしてもっともグレイトだったのがアミタケ刺しです。塩を入れたごま油で食べたらなにこれ、レバ刺しじゃんか。
森のレバ刺という、やはりアミタケを使ったレバ刺しテイストの品があるということは聞いていました。そっちは四角くカットして、見た目もレバ刺しっぽいみたい。対して、たら福のアミタケ刺しはキノコスタイルそのままです。
でも舌触りといい、歯ごたえといい、牛レバ刺し感が強くてこれは面白い。オリジナルほどの旨味はないにしても、レバ刺したべたい欲は高いレベルで満たせます。
まだ市場が開いていない時期だというのに、いい品が揃っているじゃないですか。春くらいになったらまたこよう。仙台にいこう。
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