月島もんじゃ「こぼれや」
東京下町、月島もんじゃストリートにある「こぼれや」
もんじゃと言えば、駄菓子屋の隅でお店のお母ちゃんが焼いてくれる、小腹がすいた昭和の子供の助っ人メニューかと思いきや、ここ月島もんじゃ こぼれやはちょっと違いました。
和モダンな店内に拘りの食材で作るオトナのもんじゃです。
月島もんじゃ こぼれやのこだわり3点
いろいろこだわりのある「こぼれや」。オーナーの山口さんにお話をうかがいました。センターとってるのは3号ムーシャで、オーナー山口さんは右側です。
若くてアツいオーナーの山口さんにオジさんたちも圧倒されます。
そんな山口さんからうかがった「こぼれや」のこだわりの中でとくに気になったものを3つご紹介。
(1) 油はイベリコ豚のラード
テーブルに用意されていた壺。鉄板にひくのはサラダ油などではなく、スペインの高級豚であるイベリコ豚のラードです。壺が似合うオジさんは7号おいちゃん。
このイベリコ豚のラードだけでも味わい深い仕上がりになっていました。
(2) 5時間煮込まれた出汁(スープ)
もんじゃの出汁と言えばちゃちゃっと作るものかと思っていましたが、こぼれやでは違います。
豚の背骨に鶏ガラというWの骨に、鰹節、うるめ節、かたくちいわしの煮干し、昆布、さらには野菜など10種類の具材を5時間煮込んで作った出汁です。これだけで美味しくないはずがありません。
(3)ミシュランの揚げ玉
「もんじゃの美味しさを決めるのはスープと揚げ玉なんです」と言うオーナーの山口さん。
こだわりの揚げ玉はミシュラン掲載店、銀座の「天ぷら阿部」の白ごま油の揚げ玉を使用。
オジさんたちが食べた「こぼれや」もんじゃ&お好み焼き
そんなこだわりのあるこぼれやのもんじゃをオジさんたちは「ほー」「へー」と感動しながらいただきました。アラカルトでいただいたお料理はこちら、デザートはこちらの記事でご紹介しています。
江戸前穴子もんじゃ(1,490円)
そもそも、もんじゃで穴子なんて初めてです。江戸前穴子もんじゃの作り方動画はこちら。
漆黒もんじゃ(1,390円)
函館産のイカがドーン!ボウルの反対側にはイカスミがたっぷりと入っています。
筋肉がないオジさんたちの中で唯一筋肉を持ち合わせているオジさん11号ワンリキー。気合いが入ります。
漆黒と名付けられたもんじゃだけに出来上がりは漆黒。味は完全にイタリアンでオジさんたちも驚きの一品です。
鴨ねぎもんじゃ(1,390円)
京風すき焼きもんじゃ(1,790円)
和牛と京の伝統野菜。和牛はA4からA5ランクのものを使用。そして京の伝統野菜、とくに春菊にこだわりがあるとオーナーも自慢の一品です。
後半は生卵をあえていただきます。これまたふんわりと食感が大変身。
昔ながらの豚天お好み焼き(1,090円)
大阪出身「もんじゃは人生で2度目」という7号おいちゃんですが、お好み焼きはお得意なもんです。でも焼いたりはしません、待つだけです。
九条ネギがたっぷり、ふわふわで出汁がきいたお好み焼きでした。これも美味しかった!
粗挽肉の特製焼きそば(990円)
知ってる焼きそばのビジュアルと違う!ひき肉をまとった焼きそばは絶品です。
京風牛すじ焼きうどん(1,290円)
牛すじが写っていない残念な写真ですが、牛すじの甘みと味の深さがきいた焼うどんとなりました。
ちなみに、前述の焼きそばとこちらの焼うどんのソースも違うのです。どこまでも続くこぼれやのこだわり。
その他のこぼれやのメニューはこちらで。
たいがい長く生きてきたオジさんたちですが、若きオーナーが作り出すもんじゃは未経験のものばかり。どれもこれも美味しくいただきました。ごちそうさまでした!
月島もんじゃ こぼれや 本店
住所 : 東京都中央区月島3-16-9
電話 : 050-5592-8805
公式サイト 月島もんじゃこぼれや