「NV350キャラバン マルチベッド」普通に見ていたら分からないスペックを報告します #オジ旅PR

キャラバンマルチベッド編

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2020年12月某日。新型コロナウイルスの影響により全く旅に出られない1年を過ごしていた「オジ旅」が、久しぶりにクルマで移動することになりました。

オーテックジャパン社より、車中泊仕様になった「NV350キャラバン マルチベッド」を試して欲しいとのご依頼を頂いたのです!

「NV350キャラバン マルチベッド」はこういうクルマです。

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工事現場で見かけるタイプのクルマですよね。ただ、この1年くらいは密を避けるため、キャンプブームが到来ししており、こうした大きなクルマへの注目というのは非常に高まっているのです。

荷室はこんなに広いんです。

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全て跳ね上げて、リビング風にしているところです。

何を跳ね上げているかというと、実はこれがベッドです。そう、このクルマは「NV350キャラバン マルチベッド」ですから。マルチなベッドを搭載しているのですから! ズバリ車中泊仕様なんですよ!

ウェブサイトの写真を拝借すると、利用シーンとしてはこんな感じになります。

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ベッドの下にも大量の荷物をしまえることが分かります。ベッド部分をそのままにして下の部分を収納として使うか、それとも跳ね上げて全体的にたっぷりと荷物を使うか、それはもう完全に使う人次第です。ベッドの上げ下げも簡単ですから。

この1年はアウトドアと同じように、ワーケーションというキーワードも注目された1年でした。

旅するように仕事するという意味合いでワーケーションを捉えていますが、この「NV350キャラバン マルチベッド」は宿泊するだけでなく、仕事だってこなせます。

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オプションのテーブルを設置し、真ん中のベッドを取り外せば、あっという間にできるビジネスマンのオフィスが現れます。クルマで移動し、その先々で仕事するワーケーション仕様にも対応です。

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男性2人くらいなら、余裕で作業ができる広さです。ちなみにベッド部分の奥行きは1,760mmもあります。ベンチは片側だけにすることもできるので、足元を広々として仕事に集中することもできます。

さ・ら・に!

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今回のワーケーションのためにお借りした、cheeroの「Energy Carry 450Wh」のような大容量バッテリーがあれば、こたつで足元を温めることもできちゃいます。これなら冬のキャンプも安心です(火事にはお気をつけください)。

夏はエアコンを使うしか暑さから逃れるすべはありませんが、冬ならクルマのなかでいかようにも暖を取れるので、むしろこれからはアウトドア・ワーケーションは秋から春にかけて主流になるのでは、という気もしました。

これだけスペースがあれば、寝るだけに使うのはもったいないです。ベッドの組み合わせでソファ風に洋室として使えたり、平らなところにこたつを置く和室として使えたり、クルマなのにシートアレンジで便利さが増していきます!

それでは肝心要のベッドの使い方です。

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普通に寝ているところです。大柄な男性が余裕で2人に並んで寝られるスペースが確保できます。

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2列目シートを倒すと、頭の上が開放感があってオススメです。

「NV350キャラバン マルチベッド」をお借りするときに「寝られるのは2人です」と聞いていたのですが「いやいや、もう少しいけるんじゃないの!?」と思ってチャレンジした独自スペックがこちらです。

メーカーが推奨しているものではなく、オジ旅が工夫して試したものなので自己責任にはなりますが、例えば3人家族、4人家族にも可能性を感じて頂けるのではないかと思います。

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真ん中のベッドを外すと、その間に就寝スペースが確保できるんですね。ベッドが2階だとすると、床面は1階! まさかの2段ベッド!

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1階は2列目シートを跳ね上げることで実現しているのですが、意外に広さが確保できるのですよ。注意点としては、床下から寒さが伝わってくるので、銀マットなどで断熱するのがオススメです。

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真ん中以外に左右のベッドの下も試したのですが、ちょっと幅は狭いですが、一晩くらいなら問題ないかな、というのがオジさんの感想でした。こういう狭いところって、けっこう好きな人もいますよね!?

こうなると2段ベッドが2台って感じになって、合計4人が寝られてしまうことになるのですよ!! メーカー推奨ではなく自己責任ということにはなりますが、2段ベッドを積んでるクルマって、そこはかとない魅力がありますよねぇ。

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窓に網戸も取り付けられます。密閉空間がクルマの前提ですが、良い気候の季節には空気交換ができると便利です。

ドライビングもしやすかった

普段は5ナンバーのクルマに乗っており、なんとなく大きなクルマの運転に苦手意識があったのですが、この「NV350キャラバン マルチベッド」は非常に運転しやすかったのです!

加速こそゆっくりですが、ハンドリングや車庫入れも含めて、思っていたより遥かに普通の乗用車ぽく運転することができました。普段は小型車に乗っているという人でも、すぐに慣れることができると思います。

乗っている方としても、乗用車に乗っているような感覚で、むしろ2列目とかとんでもなく足元が広いんですよ。グリーン車みたいな感じでゆったり移動することができてしまいます。

NV350キャラバン マルチベッド」の価格は340万円から(税込)。昨今のクルマ事情でいえば軽自動車でもいい値段がしますし、居住性や楽しみ方を考えたらこの選択肢は絶対にありだと思いました。

あちこち移動するのを楽しみたい、移動した先々で仕事をしたい‥‥という方はいかがでしょうか? 動く2段ベッドですよ、これは!!!

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KOGURE(オジ旅4号)
ネタフル管理人 netafull.net 好きな食べ物はハラミとエンガワとシロ。豚も牛も鶏も魚もこなす。ハイボールとチューハイをこよなく愛し、大衆酒場に出没。苦手なのはニンジンのグラッセ。