旅ってなんだろう。他所の酒、食事、景観、カルチャーを楽しむものであるとしたら、後者の景観&カルチャーはリアルでなくてもいいはず。ホントはリアルが一番いいんだけど、ほら、VRゴーグルつけてのGoogle Earthで地球旅行でもサイコーに気持ちいいじゃない。
そこで開いてみました。ビデオチャットで集まりながら、YouTubeにたんまり集まってる車窓動画見ながら、旅をしている感覚で飲める場で飲んでみました。
ビデオチャット飲みに向いているといわれる2サービスでチャレンジ
今回のオジ旅Online 2020_05で使ったサービスはSpatialChatとWhereby。いずれもPCならブラウザから利用可能、SpatialChatはスマホからでもブラウザでアクセスできるんですよ。
SpatialChatは数人~数十人が集まるオンラインの場でも、話したい人とだけ話しやすい面白いUIのオンライン会議サービスです。最大収容人数50人だっけ。仕様がえらく面白いので詳しくはWEBで検索していただくとして、多くの人数が集ってもテーブルごとに分かれるかのごとく少人数チームで話しがしやすいので、ビデオチャットで飲むというシチュエーションにおいてはハイエンドの1つかもしれません。
大人数でも個別の話がしやすいSpatialChat
まずはSpatialChatに全員集合! YouTubeにあった車窓動画をシェアしてみましたが、これはあまりウケがよくなかった様子。流れる景色にガタンゴトンなサウンドは旅情感たっぷり…と感じるのは鉄道大好きっ子だけかも。また通信状態を見るとかなりの帯域を使っている様子。常に横スクロールが止まらない映像はデータ量多いんだなあ。
次にオジ旅メンバーのひとり、オジ旅46号こと四元壯さんの劇的美声をオンラインで楽しめるか! というオンライン流しチャレンジをレッツです。オジ旅46号のアカウントを取り囲むようにして弾き語りをしてもらったところ、これがグルービーでグッド! ただしSpatialChatの仕様上、アカウントの大きさを自在に変更できないため、ギターを弾いているシーンはあまり見えないのが残念ー。
そこで弾き語りYouTube Liveの画面をシェアしてもらいましたが…こっちのほうがもっといい! 20~30秒ほどの遅延はありますが、音圧がグッと高まってライブ感でてきた! 全員でマイクをOFFにしたのも功を奏してか、通信状態も安定していましたよ。
気になったのが表示領域。参加者がそれぞれウィンドウサイズを変更できるため、シェアしている映像・サイト・画像の表示範囲が変わるとこでしょうか。面白そうなboketeをみんなで見てみましたが、お題は見えてもボケのテキストが見えない方もいまして。クイズのような遊びをするには適さないですね。
オンライン流し目的ならサイコーすぎるWhereby
参加者の顔が見えなくなる、声がきこえなくなる、シェアしたウィンドウが消えないなどのトラブルがあったため、Whetrebyにハシゴして改めてかんぱーい。Whetrebyは無料アカウントで4人、有料アカウントで12人まで同席できるオンライン会議サービスです。使い方はZoomなどのサービスと親しいものがあって慣れやすい。音声の遅延も抑えめ控えめです。
幹事が参加者のマイクを一気にミュートできる機能もあるため、歌をみんなで聴くという目的にぴったり。テキストチャット機能もあるため、歌を聞きながらでも会話はおっけー。YouTube Live経由だから音圧音量も最適化でばっちり。
オンライン流しを堪能するならWhetrebyのほうがいいかも?
リアル旅にでかけられないならオンラインで会えばいいじゃない
いままでのオジ旅は、だいたい月イチで旅をしてきました。でも5月18日の時点で北海道、千葉、埼玉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫は非常事態宣言が継続中でステイホーム。関東にほとんどのメンバーが集まっているオジ旅ゆえに、リアル旅はできません。また非常事態宣言が解除されても、すぐに旅に出ることはできないかもしれません。
でもオンラインで会って飲んで喋って食べて笑いあえるなら! いいよね!