呉の朝です。
チェックアウト時間までまだあるので、オジさんは散歩に出かけました。
わたくし9号の好きな場所です。
この桟橋は「男たちの大和」ほかいろいろな映画で使われています。
以前に呉の海上自衛隊 広報のかたに聞いたのですが、「民間人が日頃からこんなに近くで潜水艦を観られる場所は世界中で他にはないと思う」とのことでした。
今日も巨大な艦船、潜水艦がいます。
桟橋を挟んで潜水艦が6艘いました。少ないときは1艘のときもあります。
写真を撮るオジさん。
旧魚雷積載用クレーンです。空襲で多くのものがやられてしまったなか、奇跡的にこれは残りました。
「この世界の片隅に」にも印象的なシーンで出てきます。
写真を撮るオジさん。
少し離れた場所から。
左、建造中のコンテナ船と、右はまだ作りはじめでガラ空きのドックです。
戦艦大和を作ったドックと写真を撮るオジさんの右肘です。
戦時中、ここはもっと高くまで壁がありました。右下に戦艦大和を作ったドックなどがあり、それを隠すためです。
「この世界の片隅に」すずさんが右手と姪っ子を失った場所でもあります。
呉はこんなふうに歴史を感じるものが今も生活の中に残っています。