クアラルンプールには日本のコンビニや、店も多数出店しています。その一つ、2016年に開店して大きな話題になったのがこちらの伊勢丹百貨店。
入れば日本のポップスが流れ、日本語のラベルのままの商品が並び、日本酒の利き酒バーなどの店も。
日本酒は特にいま世界的にブームですからね。こうして本物がちゃんと置かれているのは、文化を広める上でも良さそうです。
FabSpaceもあった。とにかくおしゃれで、高級感漂う場所でした。
ただ、富裕層向けの店である割に、彼らの住んでいる場所から離れているというところもあるらしく、日本のように鉄道と駅の中心地がない街の構造に悩まされてもいるそうです。
もう一箇所訪問したのはPlaza Low Yat。家電を中心に、まさにいまの消費が白熱してる雰囲気の場所です。
日本ではあまり見ない格安スマートフォンブランドや、PCブランドを中心に、家電のそそり立つタワーになっています。
近くにはゲーミングマシンのMSiの専門店も。
まだ明確な言葉にはできないのですが、日本が辿ってきた道と、いま辿っている道、そしてこれからのありようが店の場所や品物、そして勢いにも見えるような気がしてきます。
よく、格安スマートフォンでは中国などに勝てないなんて言葉を見かけますけど、こうしてみているとできることはまだまだあるのではないか。
伊勢丹とLow Yatの間にそういう道が見える気もするのです。