魚三の刺身すごい #オジ旅

始まりましたオジ旅シーズン7門仲編。
最初に訪問したのは魚三!

4人以上でないと注文できないという魚三刺盛を注文。

魚三刺盛

すごいボリュームですなー。

刺身

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「オジ旅 シーズン7 門前仲町編」久しぶりの都内ぶらり酒場旅! #オジ旅

2016年2月度のオジ旅がやってまいりました。今回は、久しぶりの都内。門前仲町を訪れてみようと思います。

定番の酒場から新しい酒場まで、大衆酒場の街、門前仲町。どんな飲み屋に出会えるのでしょうか? 今回も、ザ・ノープランです!

地場のツマミと地酒を合わせる愉悦 #オジ旅PR #藤枝地酒

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地元で愛飲されているお酒を、地元で愛されている食材のツマミで楽しむ。これも、旅の醍醐味の一つですよね。

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日本酒ツアー「吟醸旅籠2016」。さあ、メインがやってまいりました。そうです。登録有形文化財、大旅籠柏屋での宴会です。おそれおろう! と自分に言い聞かせてみました。

いや、そりゃー僕らも大人です。オジさんです。歴史上重要な施設で粗相なんてするはずがありません(目をそらせながら)。

でも相手は日本酒です。しかもプロ中のプロ、作り手たる酒造の方々と飲めるというのですから、勢いあまらないとも限りません。なくなくなくなくなくなくないです。どっちだ? ともあれ姿勢正しくお酒と向き合うように、とも言い聞かせてみました。

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まずは藤枝市役所のみなさまから、会の趣旨と、各種注意事項と、これからのスケジュールを伺います。この旅では大変お世話になりました。感謝です。

なお飲んべえばかりが集まっているとはいえ、やはり相手は日本酒です。そこで各蔵の仕込み水もたくさんご用意いただきました。

飲んだ分と同量の水を飲む。それが日本酒を長く楽しむ嗜み。でも、ここで告白させてください。2~3倍くらい仕込みを飲んでいた気がします。だって美味いんですもん、水。

静岡の名産といえば、お茶。あの繊細な風味を作るのにいい水が必要だということは理解していましたが、そうですよね、酒作りにもいい水は欠かせません。そもそも静岡は富士山の伏流水が生まれ育つ地域でもあります。静岡県環境衛生科学研究所の試算によると静岡県側でかん養される水は年間18億トンとのこと。富士山って実は水の山だったんだ…。

静岡県藤枝市に日本酒の蔵がある。ここにくるまでそのイメージは抱いていませんでした。しかし、今は声を大にして叫べます。藤枝、いい酒あるよって。

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そして準備が整ったところで、乾杯!

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講談師・田辺一邑さんによる「家康の最期」を耳にしながら酒と食を進めます。輪郭がクッキリとした田辺さんの声が飛び、「カン!」という張扇の音が場を引き締め、そして場面場面でオチをつけて笑いを誘う。お、おお、面白い。

講談を体験するのは初めてです。落語とは違って、語っているシーンの解説が入るんですね。

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頂いた品のご紹介に参りましょう。お酒のラインナップは

・志太泉酒造:純米吟醸 焼津酒米研究会/純米吟醸 身上起/純米吟醸 八反35号
・初亀醸造:純米酒 岡部丸/純米吟醸 富蔵 オーガニック/吟醸 亀印 生
・杉井酒造:生酛純米 大吟醸 2014BY/生酛純米 中取り生原酒 きんの介/菩提酛純米/生もと純米 八十八
・青島酒造:純米吟醸松下米50/特別純米

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さらに、ふじえだferme×志太泉酒造のカシス酒 姫のみ、もいただきました。2015年に生まれたばかりのお酒で、休田ならぬ休茶畑で育てたカシスを使った日本酒ベースのリキュールです。試験的に生産したとのことで140本しかないレア酒! 藤枝の居酒屋でなければ飲めません。

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大旅籠柏屋の敷地内にある和食処 一祥庵のお膳も見事。献立は小松菜煮浸し、ほうれん草のごま和え、マグロ/イカ/赤海老の刺身、ふろふき大根、牡蠣フライ、ピーマン肉詰めフライ、茶碗蒸し、とろろ汁、漬け物でした。

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初亀醸造の純米酒 岡部丸。静岡産の酒米・誉富士で作ったお酒です。おおー、米感ありますね。猪口に入れているときの香りは控えめですが、口に含むとフルーティな香りがふわっと広がる。また米の甘み、旨みの存在感もしっかりと。キレもよし。
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杉井酒造の生もと純米 八十八。酸味あり渋味あり。昔ながらの日本酒、という印象です。実際に江戸時代の伝統的な造りがされているとのこと。今の時代にはどうかな? と思いつつ揚げ物を頂いたら! これが! 酸味がソースのまったりさと油の強さを消してくれて、ピントがシャープになるんです。普通酒ばんざい!
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「龍馬にプレゼントしたかった酒」というコピーがついた、志太泉酒造の純米吟醸 身上起(しんしょうおこし)。甘みがやや立っていますが、全体的にはさわやかでクールな男前。おひたしや和え物との相性ばっちり。というか野菜が美味しい…。こちら地元で作られた野菜だそうで、水だけではなく土もいいんだなあ藤枝は、としみじみ。
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青島酒造の純米吟醸松下米50は柔らかみのある旨みががよし。飲み込むとスッ…と芳香が溶けていく、キレのよさも見事です。合わせて一番うまいなあ、と感じたのが2次会になっていただいた椎茸軸の醤油煮。この部分にいちばん旨みがつまっているんですって。醤油というダイナミック★インパクトな調味料で煮込んでも、椎茸味が濃厚。またコリコリとした歯ごたえがよくてですね!

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どのお酒も美味しゅうございました! 藤枝の酒造のみなさま、このような出会いを演出していただき、本当にありがとうございました!

弥次さん喜多さんもいる大旅籠柏屋。東海道の歴史が学べます #オジ旅PR #藤枝地酒

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瀬戸谷温泉ゆらくの次に訪れたのは大旅籠柏屋(かしばや)。国の登録有形文化財に指定されている建物であり、普段は大旅籠柏屋の歴史資料館として、江戸時代の旅人の生活を学べる場所にもなっています。

今回は特別に宿泊させてもらうことになりました。文化財にですよ? しかも夜は宴会も開くというのですから期待は高まります。

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建物の中に入るといきなり誰かがくつろいでいました。

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こちらは弥次さんこと、栃面屋弥次郎兵衛。

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そして喜多さんこと喜多八。そう、この岡部宿の大旅籠柏屋は、(フィクションだけれども)弥次さん喜多さんが長らく泊まっていたとされる場でもあるんですね。文化元年に発行された東海道中膝栗毛の三編にその様子が描かれています。

長逗留した理由は大井川が渡れなかったため。雨が降り続いて増水してしまうと川留めとなってしまい、旅人はその前後の宿場で水が引くまで待ち続けなければならなかったそうです。

実は箱根の峠よりも難所といわれた地域なのだそうな。日本の歴史に水あり、ですね。

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江戸時代をテーマにしたドラマやマンガには、旅籠の2階から街道を眺めるシーンがありますよね。大旅籠柏屋にも2階に6畳2間の客室があります。しかしその階段の急なこと! 当時の女中さんは和服で、両手でお膳を持ちながら、この階段を上り下りしていたのかー。プロのワザ、すごい。

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2階にも弥次喜多さんたちがいました。

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なお岡部宿の朝食は飯、煮物、漬け物、汁物×2。

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夕食は飯、煮物、漬け物、汁物、焼き物など。さらに酒をつけていたのでしょうけど、低カロリーで栄養豊富そうなメニューにちょっと憧れます。

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仙台下向日記に書かれていた、各宿場での食事一覧表もありました。山のほう、海のほうで献立の内容が違っていますね。遠方地から食材をえっさほいさと運んでまでいただきますするのは上流階級のみに許されていた時代だったことがうかがえます。

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旅人御用達の道具も展示されていました。こちらは紙そろばん。たしかにこれなら軽いし、かさばらない。

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小物入れや針・糸・はさみなどは、昭和時代に見たものと大差ないように思えます。効率をつきつめた結果、時代は変われどガジェットは変わらずというのが面白い。

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安宿な木賃宿に泊まるしかなかったお金のない旅人御用達の折りたたみ式携帯枕。かなり高さがありますね。

「ゆとり庵」炊きたてご飯と筍の奈良漬の朝食と牛すじの静岡おでんと #オジ旅PR #藤枝地酒

文化財「大旅籠 柏屋」で宴会&宿泊した翌日の朝食は、すぐ横にある「ゆとり庵」です。こちらは美味しいご飯の店。ご飯ですよ、ご飯。炊きたてご飯の美味しい店なのです。

釜炊きご飯工房、店主が選んだこだわりのお米でご飯が炊かれます。釜炊きご飯が食べたい場合は要予約です! 朝は9時からやってるそうですよ。

美味しいご飯の店ということで、店頭ではおにぎりやいなり寿司を買うことができます。これは予約は必要ありませんよ。

気になったのがこちらの「静岡おでん」でして、そういえば静岡には何度か来たことあれど、名物の「静岡おでん」は食べたことなかったなぁ。黒い汁が特徴の「静岡おでん」これは食べてみないとですね。

値段もなかなかリーズナブルです。牛肉が気になる。

ということで、座敷席に案内して頂くと、準備オッケー。

アイシテルのサイン、それはおひつ。

年季を感じるけど、しかし清潔に保たれた、いいおひつですよ、これは。

開けば、中は暖かい雪国。

東京では大雪が降っていましたが、藤枝には暖かい雪が降りました。こんな雪、大好きです。

ソーセージに筍の奈良漬、煮物に味噌汁、そして米。非常にシンプルな献立ですが、思う存分にご飯を食べて欲しいから故のシンプルなのだそうです。

え、それでもおかずが足りないんじゃないかって?

ノンノン。十分です。地元産の筍の奈良漬1枚で、ご飯を一杯いけます。あったのね、こんな世界が。味、想像できます?

やや固めに炊かれたご飯が良いんです。こちらの品種は「きぬむすめ」と言うそうで、ただいま静岡県でプッシュしてるそうですが、そんなに高くないというこたとなので、スーパーで見かけたらぜひ自分でも購入して炊いてみたいです。

オジさんも納得の美味さです。4人に4合、テーブルのみんなで1合ずつ食べました。放っておいたら2合は食べてた。危ない。

「普段はそんなにご飯を食べないという方でも、お代わりするんですよね」とご主人。分かる、その気持ち分かりすぎる。

一通りのご飯を食べてから頂いたのが、こちらの「静岡おでん」です。牛すじ、たまご、そして知らずにとったら、それが黒はんぺんでした。名前ははんぺんですが、これは魚のつみれなんだそう。なるほど、いい漁港があるからなんですね。

鰹節をかけて食べるのが、静岡おでん流。いいです、この食べ方、自宅でもやりたいと思います。一味加わります。黒はんぺんも美味しかったですが、牛すじが絶品でした! これまでに食べた牛すじの中でナンバーワンでした。お世辞とかでなく、本当に。柔らかさ、濃すぎない味、食べたことない牛すじでした。

今回のイベントを通じて、静岡というとお茶とみかんを連想しますけど、米に水、そしてそれらが昇華して日本酒があるんだなぁ、ということがよく分かりました!

「吟醸旅籠2016」藤枝で呑んだ日本酒一覧 #オジ旅PR #藤枝地酒

静岡県藤枝市主催の日本酒ツアー「吟醸旅籠2016」に参加しました。静岡県は酒どころ。今回は藤枝市内の4蔵の日本酒を頂きました。蔵元さんの話、日本酒にかける熱い思い、素敵なイベントでした。こんなに様々な日本酒を呑んだのは初めてかも!?

こちらが日本酒リストです。地元産の米で作られた日本酒もあります。今回、生酛の味わいがよく分かりました。吟醸のフルーティとは違う日本酒が飲まれ始めている、というのもよく分かりました。

松下米の純米吟醸は、かなりレアだったようです。

「大旅籠 柏屋」文化財に宿泊して藤枝の地酒を飲み比べして寝た!10数年ぶりに人が宿泊したらしいですよ #オジ旅PR #藤枝地酒

今回の藤枝地酒ツアーの宿泊地は、東海道五十三次の宿場町だった岡部の「大旅籠 柏屋」です。「かしばや」と読みます。現在は資料館になっており、元旅籠ですが、現在は宿泊施設ではありません。ということで、藤枝市役所の方の特別な計らいにより、今回は宿泊することができました。

ちなみに、前回に宿泊したのはスポーツ少年団の子供たちだそうで、人が宿泊するのは10数年ぶりになるようです。

しかも、そんな貴重な宿泊体験をした上に、今回の懇親会の会場がこちらということですから、期待に胸が高鳴ります。「普段は宿泊施設ではないので傍観をしっかりお願いします」と言われており、どんだけ寒いのかとドキドキしたのですが、館内の暖房が効いており、武士が宿泊したという畳の部屋は快適でした。

オジ旅恒例の顔ハメがあったのでパチリ。

東海道中膝栗毛の弥次喜多が座っていたのですが、これを夜に見るとビビるビビる。暖簾をくぐってうっかり目にして、飛び上がるほど驚いてしまいました。夜に見ると、かなりリアルです。

「どうだい、一杯やらないかい?」

食事の前に館内を見学しました。

江戸時代の旅文化が見られたのですが、これが面白かったんですねぇ。「現代ならどうか」なんてことを、考えながら旅グッズを眺めました。

「おさるの籠や」という童謡に「小田原提灯ぶら下げて」という一節がありますが、これでしたか!

携帯用マクラ。宿だけでなく、寺とか宿泊施設ではないところで寝ることもあったため、枕を持ち歩いたそうです。

弁当箱。箸は伸縮します。

仏様も持ち歩いたんですね。

キセル。

紙のそろばんも!

各宿でどんなものが食べられていたか。

岡部宿の夕食です。

宿泊した武士の名前。

以下、伺った話です。

・東海道五十三次の21番目

・岡部の宿場は本陣が二つ、脇本陣が二つ

・岡部には27の旅籠があった、その一つが柏屋

・東海道では一つの宿場に54の旅籠が平均

・岡部は少なかった

・なぜ大か?

・間口は普通は3-4間、柏屋は9間、広いと税金もかかった

・柏屋は山内さんが1700年くらいからやってると言われている、質屋もやってる

・武士が泊まることが多かった

・昔は10里歩いた、旅籠は4時から旅人は出立

・1泊200-300文

・柏屋の前の道が旧東海道

・179年前に作られている

そして「大旅籠 柏屋」で夕食兼懇親会が行われました。

今回、ツアーの開催に尽力された藤枝市役所の方たちです。いろいろとお気遣い頂き、ありがとうございました!

蔵元の方たちも参加されました(笠をかぶってます)。

こちらが「一祥庵」から、わざわざ運ばれてきた夕食です。

野菜は畑で作られたものだそうです。新鮮な野菜は、それだけで美味しい。どの料理も、日本酒を呑むのに素晴らしいアテになりました。

「家康の最期」という講談も聞かせて頂きました。生講談を目にするのは初めて。あの、パンパン! と机を叩くのが空気がピリッとして良いですね。現代風というか、昨今の時流に合わせて話も展開されました。面白かったです。

〆は自然薯のとろろ汁。これが最高!!!

もちろんら天然の自然薯です。

たまらない粘り気。春くらいまで食べられるそうですが、わざわざ東京から食べに来る人もいるくらいだそうです。天然の自然薯は、なかなか食べる機会がないですよね。

そして、場所を隣の部屋に移して二次会に。一升瓶が林立しました。蔵元や米農家の方も残ってくださいましての二次会です。濃い話が聞けました。

肴は持ち寄ったりしまして。椎茸が美味しかった!

山芋のザク切りも最高でしたねぇ。日本酒には、こういうのがいいんすよね。

この日、どんなお酒を呑んだかは別の記事に書きますね。

ということで、かつては武士が宿泊したという畳の部屋に、みんなで雑魚寝したのでありました。文化財に泊まる、貴重な経験!

瀬戸谷温泉ゆらく、いい湯だな  #オジ旅PR #藤枝地酒

  
瀬戸谷という地名が示すように、この一帯は谷間にあります。

蔵元見学の次はということで、さあ温泉だ。

  
なおイメージキャラクターは36歳のゆらぼー。

  
よくよくみると、ウリボーたちもいます。お出迎えありがとうございます!  

丸ごとワイドやSBSテレビが来ているみたい。注目のホットスポットです。温泉だけに。

  

肝心のお風呂ですが、優しい温度感。42度くらいかな? この湯も富士山の伏流水なのでしょうか。湯当たりがいいのよ。しっとりしていて。

内湯大きい、露天風呂もなかなか。火照った身体を風でなじませる寝転がりスポットもあって満足度高い。土日は混み合う(実際混んでた)という話も納得です。

  

お風呂上がりの一味に、せとやコロッケをいただこうかと思ったら売り切れ! 人気なんだなあ。

  

なので抹茶トッピングのせとやソフトをいただきました。蒸せ返るほどのディープな抹茶感がデリシャス!

  

休憩室や飲食スペースの面積も広めです。これは住めます。今日は時間が決まっていたので早々に帰りましたが、今度はじっくりゆっくりしたいなあ。
 

天保13年創業の杉井酒造におじゃましました  #オジ旅PR #藤枝地酒

  
藤枝駅から歩いて20分くらいの場所に、杉井酒造はあります。

 
優しく、温かみのある玄関口。ほっこり。

  
蔵元兼杜氏の杉井さんにお話を伺いました。静岡はもともと酒どころだったそう。とはいっても数百石から千石くら規模の醸造家が多かったようです。

しかし大手メーカーに負けて廃業するところもでてきちゃったとか。

そこで吟醸酒に特化することで存在感アピール、生き残った酒造もありました。

なお吟醸造りは昭和初期に編み出され、商品としてでてきたのはここ30年くらい。当時は高いからあまり売れなかったけど、10年くらい前にブームが起こり、根付きました。

もともと大量生産が難しい小仕込みの酒。だからこそ小さな酒蔵が活躍できるようです。

  
酒蔵探検タイムがきました。マスクとフィルムの帽子?で口元と髪の毛をガードして、さあ出発です。

   

住宅部分でしょうか。おばーちゃんちのような家屋を通って、酒蔵に向かいました。

  

5割削ったお米。 酒米はふっくらぷっくりしていますけど、さすがに5割も削るとちっちゃく、可愛くなりますね。

  
  

  

もろみ発酵室では、菌たちががんばって醸しているシーンが。もやしもんの世界です。オリゼー!
  

リンゴマークの注意事項。なにそれ可愛すぎる。

  

日本酒と同じ酵母を使っている芋焼酎才助のタンク。どんな味がするのでしょうか。
  

酒母室も見せていただきました。

  
  

酒母をいただきました。ヨーグルトにも似た味わいで、スイーツに使ったらいいという意見に納得です。

 

施設の一部に、研究室っぽい一角が。 マッサンみたい!

藤枝の「杉井酒造」で酒蔵見学!速醸酛と生酛の酒母を生まれて初めて試飲しました! #オジ旅PR #藤枝地酒

藤枝に到着し、向かったのは「杉井酒造」です。「杉錦」という日本酒でお馴染みの酒蔵です。こちらで酒蔵見学をさせて頂きました。何度となく日本酒の酒蔵は見学させて頂いおり、その工程を目にする機会もあったのですが、今回は初体験もありました。それが、速醸酛と生酛の試飲です。その違いも含めて、興味深いお話、静岡ならではの日本酒の成り立ちのお話を聞くことができました!

杉井酒造のメインブランドは「杉錦」です。

試飲する、はずが時間がなくなってしまったので、夜に持ち越しです。近年は生酛や山廃にこだわって日本酒作りをされているそうですが、速醸酛を使った大吟醸も飲み比べのために用意されておりました。

静岡県の日本酒蔵リストも頂きました。静岡県だけで、27カ所もの場所で日本酒作りがされているそうですが、これはかなり多いと思います。その中でも藤枝には4蔵があります。

静岡の日本酒と聞いてもピンと来なかったのですが、リストを見ると「臥龍梅」や「磯自慢」など、確かに聞いたり呑んだりしたことのある日本酒もありました。

社長兼杜氏から伺ったのは次のようなお話です。

・藤枝に酒蔵は4つ

・静岡県には酒を作っているのが27箇所

・1年間に1万本売ると100石

・数百石から千石くらいの規模の酒蔵が多い

・半径20-30kmのお客さんを相手に商売していた

・規制緩和で安い酒が入ってきた

・静岡は吟醸作りに特化し、価格競争に巻き込まれずに生き残った

・このあたりは水も豊かで穀倉地帯でもある

・吟醸作りが始まったのは昭和の初期

・お米を磨いてでんぷんの純度を高めた

・削ったほうがキレイなお酒になる

・吟醸酒が商品として本格的に出てきたのはここ30年くらい

・それまでは高いお酒は飲まれないだろうと一級酒、特級酒に混ぜていた

・吟醸酒を作るのは難しい、機械化しにくい

・杉錦では生酛、山廃で作っている、静岡では珍しい

・静岡も10社は杜氏が来ない、杉井酒造も社長が杜氏を兼ねている

・日本酒作りのスタイルが変わりつつある

・昔はこんなに磨かなかった

・最近は磨かないお酒もリバイバルしている、すっぱい

・ずっと吟醸酒を作ってきたので、マーケットが他のものを欲するようになってきた

・口当たりがいいだけだと面白くない、お米を磨かない酒が出てきた

・例えば竹鶴、新政、五人娘

・マーケットが熟成してきた

・ワインは日本酒と比較して酸っぱいし渋い、あれが食事にあう、ワインを飲むのに日本人は80年かかった

・吟醸酒は官能的に心地よい要素だけでできている

・料理には香り一辺倒の吟醸酒よりもお米を磨かない酒の方が合う

・生酛、山廃では吟醸酒の鑑評会では良い評価を得られない、自然に乳酸菌を生やすとそういう癖がつきやすい、速醸酛として乳酸菌を入れてしまったほうがすっきりする

・静岡型生酛、静岡型山廃と自分たちでは呼んでいる

とてもお話の美味い方で、なんとなくしか分かっていなかった速醸酛、生酛、山廃のことなどがよく分かりました。

香りの高いものばかりだと飽きられて、個性のあるものが求められていくというのは、入口がハイボールで、徐々にロックやストレートなどチガウも飲み方を求め、さらにはクセのあるスモーキーなものが飲みたくなるのと似ているな、と思いました。

さて、蔵の見学ですが、酒母室ともろみ発酵室を見学させて頂きました。

米を蒸すところ。

50%精米した米。

酒母室。

酛が作られています。速醸酛と生酛を比べさせて貰いましたが、速醸酛は香りが高く、生酛は濃厚でした。味わいはヨーグルトのようです。酸っぱいことで雑菌が繁殖しないそうな。

酛からしてこれだけ味わいや香りが違うのだから、製品になったら違うものができるよなぁ、と実感することができました。酛の違いって、こんなに大きいんですねぇ。

生酛。

味わいは濃厚。このままでも、結構いけます。米のヨーグルト的な味がしました。 食べたことはありませんが。

もろみ発酵室。

こちらもプツプツと。

これまで知らなかった静岡の地酒のことだけでなく、生酛、速醸酛の味見をさせて頂いたお陰で、その違い、意味も身体に刻み込むことができた気がします!