「ゆとり庵」炊きたてご飯と筍の奈良漬の朝食と牛すじの静岡おでんと #オジ旅PR #藤枝地酒

文化財「大旅籠 柏屋」で宴会&宿泊した翌日の朝食は、すぐ横にある「ゆとり庵」です。こちらは美味しいご飯の店。ご飯ですよ、ご飯。炊きたてご飯の美味しい店なのです。

釜炊きご飯工房、店主が選んだこだわりのお米でご飯が炊かれます。釜炊きご飯が食べたい場合は要予約です! 朝は9時からやってるそうですよ。

美味しいご飯の店ということで、店頭ではおにぎりやいなり寿司を買うことができます。これは予約は必要ありませんよ。

気になったのがこちらの「静岡おでん」でして、そういえば静岡には何度か来たことあれど、名物の「静岡おでん」は食べたことなかったなぁ。黒い汁が特徴の「静岡おでん」これは食べてみないとですね。

値段もなかなかリーズナブルです。牛肉が気になる。

ということで、座敷席に案内して頂くと、準備オッケー。

アイシテルのサイン、それはおひつ。

年季を感じるけど、しかし清潔に保たれた、いいおひつですよ、これは。

開けば、中は暖かい雪国。

東京では大雪が降っていましたが、藤枝には暖かい雪が降りました。こんな雪、大好きです。

ソーセージに筍の奈良漬、煮物に味噌汁、そして米。非常にシンプルな献立ですが、思う存分にご飯を食べて欲しいから故のシンプルなのだそうです。

え、それでもおかずが足りないんじゃないかって?

ノンノン。十分です。地元産の筍の奈良漬1枚で、ご飯を一杯いけます。あったのね、こんな世界が。味、想像できます?

やや固めに炊かれたご飯が良いんです。こちらの品種は「きぬむすめ」と言うそうで、ただいま静岡県でプッシュしてるそうですが、そんなに高くないというこたとなので、スーパーで見かけたらぜひ自分でも購入して炊いてみたいです。

オジさんも納得の美味さです。4人に4合、テーブルのみんなで1合ずつ食べました。放っておいたら2合は食べてた。危ない。

「普段はそんなにご飯を食べないという方でも、お代わりするんですよね」とご主人。分かる、その気持ち分かりすぎる。

一通りのご飯を食べてから頂いたのが、こちらの「静岡おでん」です。牛すじ、たまご、そして知らずにとったら、それが黒はんぺんでした。名前ははんぺんですが、これは魚のつみれなんだそう。なるほど、いい漁港があるからなんですね。

鰹節をかけて食べるのが、静岡おでん流。いいです、この食べ方、自宅でもやりたいと思います。一味加わります。黒はんぺんも美味しかったですが、牛すじが絶品でした! これまでに食べた牛すじの中でナンバーワンでした。お世辞とかでなく、本当に。柔らかさ、濃すぎない味、食べたことない牛すじでした。

今回のイベントを通じて、静岡というとお茶とみかんを連想しますけど、米に水、そしてそれらが昇華して日本酒があるんだなぁ、ということがよく分かりました!