豊島屋酒造で吉村社長からお話を伺いました #オジ旅

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豊島屋の起源は神田の酒屋兼一杯飲み屋。角打ちの元祖、居酒屋のはしりと言われた。樽で儲けられたので酒は安く提供できた。味噌田楽を辛くして酒が進むようにした。関東大震災で店は壊れてしまった。それで居酒屋はやめた。吉村社長が16代目。
豊島屋のメインブランドは「金婚」。120〜130年の歴史。金婚式からとった。「金婚 本醸造 上撰」は唯一、明治神宮のお神酒となっている。
昭和初期に東村山に移ってきた。もともとあった酒蔵を買い取った。江戸時代に白酒を作って評判になった。ひな祭に白酒の風習は豊島屋から始まった。「金婚 本醸造 上撰」は唯一、明治神宮のお神酒となっている。
酒作りというと年配の人が多い。20年くらい前は新潟から杜氏さんを呼んでいた。南部杜氏や越後杜氏などがいる。高齢化が進み、社員として杜氏を育てることにした。杜氏は50代後半の社員。酒作りしている社員の平均年齢は30代後半。5名で作っている。