クアラルンプール・シティ・ギャラリーで、奔流のような都市の進化を感じる #オジ旅PR #新日本焼肉党 #マレーシア

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国立モスクのあと、土砂降りのなか飛び込んだのがクアラルンプールのシティ・ギャラリー。

簡単な街の歴史の説明があり、いかにして街が開拓され、日本や英国のような列強に支配されたかがまとまっています。

しかしそうした、過去に属する話題は一階の人気のない場所だけで、ギャラリーはすぐに成長するクアラルンプールを象徴する展示に変わっていきます。

未来に建設される予定の建物。開かれる鉄道。計画されているスタジアムなど、未来をこれでもかという勢いで推してきます。

そうした勢いを一番に感じたのが、都市の模型を背景にしたムービー。普通のプロモーションのための動画なのでしょうけど、乗せてくる数字また数字に勢いがあります。

マレーシアの人口に始まり、クアラルンプールの建設スピード、経済効果、平均年収といった人々の生活を表す材料。

将来の公園計画、建設計画、高速道路、鉄道の計画。観光都市としての魅力、集客力、ムスリム社会との親和性などをデータでどんどんとアピールします。もちろん英語と中国語とマルチでのムービー。

未来がある、明日が今よりも開けゆく希望があるというのはこんなにも熱いのかと印象付けつつ、多民族との融合、すでにあった文化がそうでないものと混ざり合いわけがわからない新しいものに奔流のように流れ込んで行く、はらはらするものがここにはありました。

ギャラリーを出れば、向かいはムルデカ・スクエアでした。1958年に、ここで英国旗が下げられてマレーシアの独立が宣言された記念の場所です。

ゆっくりと、ここで見たことを、その意味についてあとで考えたいと思います。